生後2〜3ヵ月の赤ちゃんがする指しゃぶりは
吸啜反射(きゅうてつはんしや)と呼ばれ
口に入ってきた物を強く吸う反射のひとつで
オッパイを吸うのと同じ行為です。
赤ちゃんはお母さんの胎内で
指しゃぶりをしていることも知られています。
2歳半ぐらいまでのおしゃぶりは
特に心配することはないでしょう。
2歳半をすぎると乳歯が生え揃ってくるので
指しゃぶりが続くと歯並びに影響が出てきます。
上の前歯が前に出てきて、下の前歯が奥に入り
出っ歯になってしまいます。
また、上の前歯が上にあがり、下の前歯は下にさがり
前歯が噛まなくなり隙間が空いたりします。
ですが、乳歯の段階では大丈夫なことが多く
あせる必要はないでしょう。
ただ、永久歯が生えてくる6歳ぐらいまでには
やめないと歯並びに影響が出るので注意が必要です。
ですが、
この時期まで指しゃぶりが残っているということは
精神的なストレス等を抱えている可能性がありますので
怒らず優しく言い聞かせて下さい。
やめさせる方法として、
まずは言い聞かせて「やめたほうがいい理由」
を説明してあげると良いと思います。
あとは、指人形などを指にはめて
口の中に指を入れにくいようにしたり
指に苦い薬を塗ったりする方法があります。
私の子供も指しゃぶりがありましたので
苦い薬を塗ってみたところ指しゃぶりが止まりました。
本当は自然にやめていくのが一番良いと思いますが
なかなか難しいのも事実です。