噛むことと満腹感

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食べ物をよく噛んで食べると
少ない量でもお腹がいっぱいになるって知ってますか?

食欲は脳の「満腹中枢」という器官がコントロールしており
ここが刺激されると、お腹いっぱいと感じるようになります。

よく噛んで食事すると・・・

◼️血糖値・体温が上がる
食事による血糖値の上昇は

でんぷんの消化吸収速度に大きく関係しています。
よく噛む = そのぶん唾液がたくさん分泌され
食べ物に含まれるでんぷんが 糖に素早く分解されます。
体温の上昇も満腹中枢に刺激を与えます。
よく噛んで 食事をすると消化液の分泌や消化活動が
盛んになり体温が上昇します。
暑いと食欲が無くなるのはこのためです。

◼️脳内物質が分泌される
時間をかけてよく噛むことで、

満腹中枢を刺激する脳内物質 “ヒスタミン” や “セロトニン” 
食欲抑制ホルモン “レプチン” が脳内に分泌されます。

◼️食べた物が胃を刺激する
胃がふくらんだ刺激と

食べ物によるある程度の重量感が満腹中枢を刺激します。
しかし、あまり噛まずに 量だけ食べると
満腹中枢の刺激に時間がかかり
結果的にたくさん食べすぎてしまいます。

 

噛む習慣は、肥満治療の現場でも指導されています。
まずは、いつもと同じ量を一口30回噛んで食べてみてください。
満腹度が実感できると思います。
柔らかいものばかりでなく、
噛みごたえのある食品を選ぶことも大切なポイントです★

 

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